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司法試験に10年以上挑戦し、苦労の末に弁護士となった先生に会いに行ってみたのアイキャッチ

司法試験に10年以上挑戦し、苦労の末に弁護士となった先生に会いに行ってみた

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2016年05月31日 公開
司法試験に10年以上挑戦し、苦労の末に弁護士となった先生に会いに行ってみたのアイキャッチ

試験に落ちた事は皆さんあるだろうか?免許・受験試験・面接などなど

その中でも、弁護士になる試験は司法試験というもので、難解というイメージがある。

少し、司法試験の合格率を調べてみた所、まず、法科大学院の勉強量で司法試験予備試験に合格しようとした場合でも、効率的に勉強した場合でも、毎日5時間以上3年程度の学習は必要で、その時点でかなりの法律知識を詰め込まないといけず、1年で1,825時間、3年では5,475時間という途方もない時間の勉強をしなければいけない。

その後、司法試験を目指すには法科大学院の既修者コースで2年間、授業も含めれば1日8時間以上は勉強している人が多いみたいです。

ここでも、平日のみで年間の休日を105日とすれば、1年で2,080時間の2年間で4,160時間という時間を使い、弁護士の資格取得のために費やしている。

合格率に関して

毎年、平成27年5月13日~5月17日が合格の発表の時期

平成26年度の司法試験では、試験を受けたのが8,015人でそのうちの、短答式試験の合格ラインを突破していたのが5,080人で、最終的に1,810人が合格をはたした。

受験者に対する合格率は22.6%となっています。

2014年(平成26年)度司法試験の受験者数・合格率

司法試験受験者数

司法試験の受験者数は平成23度をピークから減少の傾向で、平成26年度の受験者数は前年よりも若干増加

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司法試験合格率

新司法試験開始から合格率は下降しており、平成26年度試験の合格率は、これまでで最も低い22.6%となり、多い時で48%もあった。

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平成26年度 司法試験合格者受験回数

合格した、受験の回数を見ると、1回目で受かる方が半分以上という統計

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その難解の司法試験を10年以上チャレンジをし、晴れて弁護士になった先生にインタビューすることが出来た。

弁護士になる為にどのような、苦労をされ試験に臨んだんだろうか?自身であれば3回目で諦めていたと思う・・・・(そもそも、受けれないが・・・・)

その経験のお話をお伺いすべく、今回は新宿御苑に拠点を持つ、石原晋介法律事務所の石原 晋介(いしはら しんすけ)弁護士にお話を伺うことができました。

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-法律事務所の理念

石原晋介法律事務所は、依頼者・相談者の方に1人1人に真摯に向き合い、 法的アドバイスを通じて、お客様の夢と利益の追求最大化のお手伝いすることをモットーとしています。

-新宿御苑駅で設立することになった経緯を教えてください

元々、独立志向が無く、前に横須賀の弁護士法人で2年間勤務していたのですが、今の隣の事務所の奥田先生との出会いがきっかけを機に、新宿御苑のこの事務所で独立する事になりました。

新宿御苑の立地など考慮してこの場所を選んだって事は無いんです。

-奥田弁護士との出会い

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2015年の8月に横須賀の事務所を退所しまして、10月からここで弁護士業務を開業する流れとなりました。

出会いに関しては、個人的な繋がりなのですが、私の妻が税理士でその繋がりで知り合いました。

以前から 妻が奥田先生にお世話になっており、妻が奥田先生に結婚の報告をした際に「先生と同じ弁護士なんですよ」、と伝えた所、奥田先生から「連れてきなさいと」(笑)言われ紹介された経緯があります。

それから、仕事を抜きに演劇に連れて行ってもらったり、遊びに連れて行ってもらったりし、可愛がってもらっておりました。

その後、知り合ってからは、横須賀の事務所の時に奥田先生へ見解などお伺いを電話でアドバイスをしてもらったりする関係でした。

奥田先生は、大ベテランの先生で、検察官⇒裁判官⇒弁護士となった法曹三者を経験している先生で、すべて経験している先生は居ないっていうほど稀な経験をされている弁護士なんですよ。

歳も70半ばなのに、まだまだ元気でキャリア歴はうろ覚えになりますが、検察官7年、裁判官20年、弁護士24年でずっと新宿御苑のここでやられている先生です。

開業するきっかけが、知り合って1年経った頃ですかね?奥田先生からちょうど、事務所を縮小するという話があり、「部屋が空くけどここに来てくれる?」というお誘いを受けました。

妻の後押しもあり、大ベテランの先生の隣で仕事ができるっていうのもあり、タイミング・応援等も全部重なったのが、きっかけですかね。

実は、この事務所は居抜きっていうんですかね?奥田先生の使っているものを、そのまま使用させてもらっています。

-新宿御苑駅という土地で良い箇所や気づいた点などありますか?

奥田先生の居抜きという事で、自身で新宿御苑を選んでいないのですが、新宿・裁判所のアクセスが良いのにも関わらず、都会感が無く、緑も多い所ですね。

事務所かのら立地だと、隣に公園がある事ですかね?ちょっとマンションが重厚なので、圧迫感があったりすると思いますが、目の前は公園というのが助かってますね。

公園の隣には、幼稚園・小学校があり、昼間はその子供の声なども聞こえてくるので和みますね。

やはり法律事務所に来る方は、明るい気持ちで来る方は少ないと思いますので、開放的な雰囲気で、少しでも心が和み・リラックスしてもらいながら、悩みを話してくれればと思ったりはしております。

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デメリットは、上記で述べた、マンションが重厚なのと、居抜きで使わせてもらっているので、先生の荷物があるので、処分や何か増やすときはどうすればいいんだろう?と思ったりしますかね(苦笑)

一番のデメリットは、住所が新宿なのですが、丸ノ内線から2駅の距離で、相談者の方が新宿から歩いて来れると思ってしまう点ですかね?、歩けなくないんですが、結構な距離なので新宿御苑などから来ていただくと幸いです。

-2015年10月より営業を開始したとありますが、事務所設立にあたっての苦労

他の弁護士先生よりは、苦労する面は少なく、開業しようと思ってなかったので気持ちの準備・資金を用意しておらず、お金を用意する工面が意外と苦労したかもしれませんね。

-事務所の事案や個人・法人構成比率はどんなものでしょうか?

家事50%・民事25%・刑事25%です。

奥田先生が、検事だった事もあり刑事が比較的多いかもしれません、あとは離婚・相続等ですかね?

奥田先生とは、連携し基本方針を立てていただき、私が書類の作成等で事案を進めていく事もありますが、基本は方針をまとめた後、私が担当となって対応しております。

-違う弁護士事務所同士がリレーションする事ってあまり聞かないのですが、気を付ける点などありますか?

弁護士同士・依頼者の両方にいえる事ですが、事案などの共有の徹底をするように心がけ、コミュニケーションを細かく取る事を気を付けております。

また、全ての事務所がそうだとは思いませんが、同じ事務所の場合、どうしても思考が似てしまう・その先生の癖などが寄って来てしまう傾向もありますので、事務所同士がリレーションする事によって、全く違う視点・気づき・助言など頂くことがメリットとしてあります。

私の場合は、ベテランの奥田先生からの経験・知り合いの弁護士先生の紹介で色々と知見・見解などを共有してもらっているので、1人で開業される弁護士より、恵まれた環境だと思っております。

-相談が増えている事案など教えてください、また背景などあれば教えてください

この頃は、離婚の相談が増えたように感じます、婚約破棄の慰謝料請求が本当に多いですね、あと、自身では珍しいなと思っているんですが、夫婦関係を修復したいという相談も受ける事があります。

離婚の相談が増えている背景では、20~30代の若い相談者が多く、自身が感じている事としては、性格の不一致・喧嘩など決定的な原因が無く離婚を考えているケースの方が多いと思います。

土地柄もあるのか、横須賀の事務所の時は、米軍の基地が近くに有ったためか、外国の方の相談が多く、依頼者の方は、横須賀にお住いの方は横須賀の弁護士に依頼するという傾向があるのですが、新宿御苑の方は地域の方が依頼してくることは無いですね。

また、アメリカの方達の対応をして思ったのが国柄の違いなのか?日本の方は中々最後まで弁護士の依頼をしない方が多く、悩み抜くのが日本人なのですが、アメリカの方達は法律事務所を使い慣れており、どういうタイミングで、どういった相談をすればいいのかを解っており、自身で解決できないなら、すぐに弁護士に依頼するといったイメージです。

-ご依頼者を通じで嬉しかったことは何ですか?

もちろん、お礼を言われると嬉しいのは当たり前なのですが、家事事件の大半は、家族で争っているケースが多いので、「先生が入ってくれたおかげで夜も眠れるようになりました。」や「家族と直接やり合わなくてよかったです」など、依頼者の精神的不安を取り除けたことが嬉しいです。

-逆に悔しかった事案などありますでしょうか?

法律のルールの限界を感じた時、悔しかったですね。

相続で家族間が争っていた事案になるのですが、献身的に介護していた側の家族の事案だったのですが、相続財産を少しだけ多く主張したのですが、介護するのは当たり前で上乗せなんて認められないという争いがありました。

結果は、介護の金額は認めらず、介護した側へ金銭的に評価してあげられるような法律などあればと悔しい思いがありました。

また、事案に関してではないのですが、自身が代理人として介在したのにも関わらず、精神的不安を取り除けなかった時も同様に悔しいと感じます。

-インターネットを使って集客の見解

集客の回答とはずれてしまいますが、お客様の視点で言うと、昔はネットなんてなかったので弁護士を知り合いに紹介してもらいながら探す事もざらにありましたが、今はインターネットを使って弁護士を探して自分に合った弁護士を選べるようになった点に関しては有りだと思っております。

しかし、弁護士側の視点だと、ネットの集客だと資本力がある所に集客が集中してしまい厳しくなったな?と感じております、また、弁護士費用等の価格で依頼者が決めるケースもあるので、事案によって金額は違いますし、金額の安い良い所だけに案件が寄ってしまうのかな?と思ってしまいます。

-特に相続を注力していきたいとありますがきっかけなどありますか?

特に刑事事件などは、法律を犯してしまった人の弁護などで刑を軽くする、どちらかといえば、解りやすいものだと自身では思っております。

しかし相続に関しては、亡くなった家族の事で親子・兄弟・姉妹等が争う事なので、亡くなった方は、次の家族の為に遺した財産で争ってしまう訳で、家族同士の争いは、関係にひびが入り疎遠になってしまうケースもあります。

そういった方達の為に、早期解決に向けてサポート出来たらなという思いが強く注力したいと思っております。

また、実務的な視点ですが、妻が税理士ですので、相続税などワンストップでご提案できる事務所としてやっていきたいと思っております。

限定的ではありますが、事業承継に関して中小企業の経営者の方の跡継ぎ問題を何とかしたいと思っております。

せっかく、前から続いていた良い会社なのに跡継ぎがいなくて潰れてしまえば、地域経済にとってもダメージが大きいと思います、その部分をサポート出来たら日本の地域経済に貢献できるのではないか?と考えたりしております。

-これから相続の事案に関してはどういった動向などが予想され、注意する点はなんでしょうか?

3つあるかなと思っております。

1つ目に相続税の基礎控除が下がってしまったので、皆さん相続税が他人事ではなくなってきたので、相続税関係の相談が増え、税理士とタッグを組む弁護士事務所が増えてくるのではないか?と思っております。

2つ目は生前の相談が増えてくるのではないか?と思っており、信託などで、孫の代などにうまく信託させるような考えやサービスや、銀行の商品などで80歳の方でもお金を借りられるリバースモーゲージ(住宅担保型老後資金ローン)などの商品もあるので、相続の前の準備等の商品等も多く出てくるのではないでしょうか?

3つ目は高齢化が進み、介護にまつわる相続のトラブルが増えてくると思います。

介護に関しては、介護する側の負担が大きいのが事実ですが、介護したからといって、相続財産分を多く主張するなどの交渉は中々困難になるケースが多いです。

その際に認知症になる前などに、しっかりと介護してもらった事に対しての対価などを、遺言を遺すことが望ましいと考えます。

-ご自身だったらこんな相続が望ましい

財産がきっかけで争いの種を作りたくないので、自身は財産を遺さない様にしたいと思っておりますね(笑)

-弁護士になるきっかけを教えて頂けませんでしょうか?

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少しカッコ良く言うと(笑)弁護士が主人公の映画で「告発」というものを見て影響を受けたのもありますかね?

弁護士が主人公の映画なのですが、依頼者の為に身体を張る弁護士で、依頼者が虐待を受けたというと、同じ境遇を一度味わってみるという、私の目には姿のいい点が、見えてきてしまって、弁護士という職業に憧れ弁護士になるしかないと思いました。

特に被告人役のケビン・ベーコンという俳優が、今でも好きです。

性格からの視点だと、子供の時から口数が多い方ではないのですが、意外と理屈っぽく自分の信念は曲げないので自身の性格に合ってたから目指したんじゃないかと思います。

その性格って組織に属しにくいじゃないですか?(笑)サラリーマンになりたくないっていうのもあったのかもしれません。

司法試験を10年間チャレンジし続けましたがどんな精神状態で、諦めようと思った事は無いんですか?

15歳で弁護士になると決め、21歳から司法試験を受け始め、仕事をせずに33歳まで司法試験にチャレンジさせてもらいました。

自分の意志を曲げない性格が良かったのか、今となっては諦めないで進んでいたようにポジティブに捉えております。

皆に「他の道の選択でもいいんじゃない?」「諦めたら?」なんて言われたこともありましたが、弁護士になるという目標の後戻りできない所まで来ていたと思います。

最後まで親に迷惑をかけたっていうのがありますかね?(苦笑)

皆に、それでも心が折れそうになった事は無かったの?と聞かれるのですが、正直ありますね。。

40歳になっても司法試験に受からなかったらどうしようと不安などもあり、机に向かって勉強する気さえも失せた時なんかは、予備校に行く前、玄関でドアを開けることが出来ず、1・2時間立ち尽くしてしまったなんて事もありましたね・・・

そこで、私の一番支えになってくれたのは、家族と友人ですかね? 特に助けられたのが、研究者の友人なんですが、私と同じような境遇を持っていて私が追い詰められた時に私を励ましてくれました。

-司法試験に受かった時の気持ちなど教えてください

実は、全然実感がなかったんですよ(苦笑)

今年も落ちたと思っていて、合格発表見なかったんです。

そうしたらlawschoolから連絡があって、「おめでとうございます、説明会があるので来てください」と言われたのですが、何言っているのか?さっぱり解らなかったんですね。

親にも報告をしてしまっていて、「弁護士は諦めて今年落ちたから他の仕事を探すよ」と、伝えており、明日から、就職活動でもするかなんて、目標を変えようと思っていた時に合格し、親にも「もっと喜べ!」なんて言われてしまいましたね(笑)

本当に親孝行できたのは良かったのですが、5月に試験があって9月に受かったんですが、2月に応援してくれていた祖父が亡くなってしまって、報告出来なかったのが本当に悔しいです。

-依頼者の方に対して大切にされている事などありますでしょうか?

まず、相手を非難・批判しない事ですね、何でそんなことをやったのか?などはプロセスはお伺いしますが、何も生まれませんので非難はしません。

また、悩みの理由が金銭的な理由で仮に少額であっても、私は金額の大小によって悩みの大小が一緒だと思わず、相手にとってはかなりの重大な問題として受け止め相談を受ける様にしております。

依頼者のゴールが自身の法的見解の相違で、依頼者に不利益になったとしてもそれに向かって一緒に進んでいきます。

-休日は何をされておりますか?

妻と一緒におり、仕事の意見交換などしておりますね。

後は、ゴルフの打ちっぱなしをしたり、2人で海外ドラマを一気見なんてこともします(笑)

-相談に来られる方に依頼者の方にメッセージや抱負があればお願いします

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相談者・依頼者の方の不安を早く解決したいと思っております。

早目に相談していただければ、メリットは多いと思います、話し合いが複雑になっていないですし、感情的対立も少なく、精神的不安も少ないと思います。

抱負としては、妻と連携できる案件を増やし、弁護士法人化し妻と一緒の地元の静岡に拠点を作り、家族・地域に恩返しを含め、貢献できるような事もしていきたいと思っております。

-インタビューを終えて

率直に依頼者の気持ちを楽にさせたいという思いが強い弁護士先生だと感じました。

会話の節々で相談者・依頼者の方の精神的苦痛を自身がハブとなり、依頼者の不安を取り除きたいとおっしゃっていたのが強く印象として残っています。

視点は違えど司法試験で落ちた際、壁にぶつかってしまった時の悩みを持っている気持ちがあるからこそ、相談者・依頼者の辛い気持ちを何とか緩和してあげたいと強く思っているのではないかと、編集者は感じました。

冒頭で出た、奥田先生には残念ながらお会いする事が出来なかったのですが、石原弁護士は家族中心に恩返し・経験を積ませてもらう等の感謝の念を忘れることが無く、10年間の司法試験に落ちたという経験があるからこそ解るものもあると思いますし、あきらめなかったって事は、依頼者の方に対して決してあきらめないという事にも繋がるのではないかと思っております。

インタビュー中も、目の前の公園からは元気な子供の声が聞こえ、リラクッスしながら色々と意見を交換する事が出来ました。

貴方の悩みを一緒に共感し、不安を緩和しようとしてくれる、石原弁護士が、新宿御苑で待っています。

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石原 晋介 (東京弁護士会所属 / 石原晋介法律事務所)

新宿御苑駅から徒歩1分で皆様のご来所をお待ちしております、相談者の方の精神的悩みを解消させます、法律に関するお悩みは石原晋介法律事務所までお気軽にご相談ください。

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