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渋谷の弁護士事務所ながら、地方の相続案件の依頼も多い先生にインタビューのアイキャッチ

渋谷の弁護士事務所ながら、地方の相続案件の依頼も多い先生にインタビュー

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2017年01月26日 公開
渋谷の弁護士事務所ながら、地方の相続案件の依頼も多い先生にインタビューのアイキャッチ

日々多くの情報が集まり行き交う現在、IT企業が一番多い地区は港区で、中でもインターネット付随サービス業の数が一番のようです。
そして、次に挙げられるのは渋谷区でしょう。

渋谷駅には、JR山手線 ・埼京線・湘南新宿ライン/ 東急東横線 ・田園都市線/ 東京メトロ銀座線・副都心線 ・半蔵門線/ 京王井の頭線の9つの路線が通り、電車でのアクセスが非常に便利です。また、渋谷駅周辺には大きな幹線道路(明治通り、六本木通り、青山通り)が通り、車やバスによる利便性にも優れています。

東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士
東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士

今回は、そんな利便性の高い渋谷駅より徒歩6分、宮益坂を上がった青山通り沿いに事務所を構える、東京渋谷法律事務所の代表弁護士・日向 一仁(ひゅうが かずひと)先生にインタビュー日向先生の事務所は渋谷にありますが、都内近郊の方だけでなく、ご自身の出身地である山梨県の方の相続に関する相談なども多く手掛けており、渋谷と山梨の相続案件の違いなどをインタビューさせていただきました。

東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士

都内近郊と地方でどういった相続案件の違いがあるのでしょうか?

東京渋谷法律事務所に関して

東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士

東京渋谷法律事務所を渋谷で設立した経緯

以前は銀座で、共同経営の事務所を構えていました。
私と同年代のお客様の中には、IT企業を立ち上げている社長さんが結構いらっしゃいます。そういう方たちは、渋谷や代官山に会社があることが多く、その方たちの身近な場所に事務所を構えると便利かなと思い、渋谷に事務所を設立しました。

銀座は法律事務所が多いのですが、私の依頼者の方にとってアクセスが良い訳ではないと感じていました。渋谷には副都心線が開通予定だったので、埼玉や神奈川からも来られるし、依頼者のことを考えると、銀座より渋谷の方が便利かなと思いました。

—クライアント寄りの考えがあったということですか?

そうです。
それから、渋谷には法律事務所が少なかったというのも理由の1つです。
弁護士は、裁判所に近い虎ノ門や銀座に事務所を構えることが多いですから。

私の依頼者の方は、もちろん渋谷区だけではありませんが、IT関連の顧客の方は渋谷周辺が多かったですし、不動産関連のお客様も東京の西側のエリアに多かったので、お客様の近くに居る方がいいかなと思って渋谷に設立しました。
渋谷はターミナル駅ということもあり都心近郊へのアクセスも非常に便利です。埼玉や神奈川の裁判所にも比較的短時間で行けますし、実際、相続の裁判を埼玉や横浜の裁判所で行っています。山梨にも、新宿から特急一本でいくことができます。

---なぜキッズルームを作ろうと思ったのですか?

東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士
東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士

私がこの事務所を設立した当時は、私が知る限りですが、東京でキッズスペースのある法律事務所が無かったのです。
「離婚の相談をする時に、一緒に小さいお子さんが来られるって便利だよね」ということを話していたんですが、事務所のレイアウトを考えた時にちょうどいいスペースが空いたので、じゃあちょっと作ってみようかということになりました。

—実際に利用する頻度はどれくらいですか?

月1回くらいでしょうか。

当初、5、6歳のお子さんが遊ぶイメージで作ったのですが、実際はそうではなかったですね。
もっと小さくて、0~2歳くらいのお子さんが多くいです。なぜかと言うと、子供に離婚等の話を聞かせたくないということだったんです。
話の内容がまだ分からない年齢のお子さんしか連れて来られないんですよね。作って初めて分かったことですが、それはそうだなあと思いました。
赤ちゃんが来たときは、ベビーカー置き場や、おむつを交換する場所にも使って頂いています。

他の事務所の弁護士でも、特に女性弁護士は「これいいですね!」と言ってくれますし、相談者の方もお子さんを預けなくて済むので、作ってよかったと思っています。

現在の相談内容の構成比率はどんなものでしょうか?

法人と個人では4対6くらいの比率です。
私の案件ですと、個人は離婚・相続・労働が多いですが、他の弁護士は交通事故案件を多く扱っており、事務所全体では、特定の分野に偏らず、幅広い分野と取り扱っています。企業の案件は、労務管理や契約書作成な等の企業法務を中心に、株主間紛争や経営者の方の相続の相談も取り扱っています。

渋谷に事務所を構えて感じたことですが、富裕層の方が多く、ビックリするような資産家の方がいらっしゃることもあります。
当事務所からは青山も近いので、芸能人の方や上場企業の役員の方が個人的なご相談に見えたりもしますし、それはある意味渋谷ならではかなと感じています。他には恵比寿や目黒、六本木からもご相談にいらっしゃいます。

—相続で最近取り扱っている事案などあれば教えて下さい

最近では相続人が20人近くもいるなんていう案件がありました。
私が特に取り扱っているのは、不動産が何もされないまま放置されて、相続人だけが増えてしまってどうしようという、空き家対策的な案件です。例えば、所有者が亡くなったけれど、手続きをせずに長年放置していたので、相続人も亡くなってしまい、連絡も困難な不動産について、名義を統一して処分できるようにするという案件です。相続人を調べて話し合いを行い、場合によっては裁判によって解決します。

こういった案件は、他の法律事務所よりノウハウがあるので、今後も積極的に取り組んでいきたいと思っています。

—相続人が20人ってすごいですね

今までに最高で相続人が40人以上いらっしゃる案件もありましたよ。

今は高齢化社会ですから、相続人の方も高齢者で、相続手続きが終わる前に亡くなってしまって、二重相続になってしまことも多いんです。
また、今ご高齢の方は子供が多くて、かつ再婚していたりする場合もあるので、戸籍が複雑化している事もあります。

—不動産で揉める事も多いから、そのケアをしていくと?

空き家が老朽化して火事にでもなったらどうするんだと心配する声もありますからね。

日向一仁に関して

東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士

—先生の弁護士歴は?

弁護士登録をして11年目です。

最初の1年は企業法務が多い事務所にいました。
その後の2年間は錦糸町の事務所に在籍していました。

それまでは勤務弁護士でしたが、4年目に独立しました。
私がお世話になった弁護士が所属していた共同事務所で、共同経営者の弁護士が亡くなり欠員が出ていたんです。声をかけていただいて、独立して経営パートナーになりました。
その後、最初にお話した理由で、渋谷に自分の事務所を立ち上げて、今に至ります。

高校3年生の時には、法学部に行こうとは考えていました。私の親は山梨でスーパーを経営していたのですが、バブル崩壊でうまくいかなくなったのを目のあたりにして、将来は資格をとって安定した仕事をしたいという気持ちがあったからです。
それで、法学部に進学して司法試験を受けるということに興味を持って、一度くらい裁判を見ておいた方が勉強のモチベーションも上がるのではないかと思い、山梨の甲府地方裁判所へ傍聴に行ったんですよ。

今は裁判員制度が出来たこともあって、裁判を傍聴する方も増えていますが、その裁判の傍聴には、私以外に誰も来ていませんでした。
傍聴した裁判は刑事事件だったのですが、傍聴席に座っていると裁判所の人に「被告人のお子さん?」みたいな感じで聞かれて「違います、傍聴に来たんです」と説明しました。
そうしたらその裁判の担当の裁判官が、裁判が終わったあとに私に声をかけて下さって、裁判官席に座らせて下さったり、いろいろな話も聞かせて下さったのです。裁判に出廷していた検察官と弁護士も面白がっていました。

傍聴した事件自体も、無銭飲食を繰り返して何回も刑務所に入っている高齢者の案件で、「こんな人を刑務所に入れてどうするんだろう?」「かと言って、家もないのに、外に出したらまた同じことをやるかもしれないし、どうすればいいんだろう」というような、なかなか悩ましい案件で、当時の私には衝撃的でした。この世界に身を置いてみたら面白いかなと思いました。

その裁判官が「法学部に行くなら、司法試験を受けて、法曹になってみたら」と言って下さったことで、その気になったというのが、この世界に入る最初のきっかけだと思います。

—裁判官や検事の道は考えたことはありましたか?

検察官になりたいと思った時期もありましたし、司法修習のときは修習を担当していただいた裁判官に、「裁判官向き」と言われて少しその気になったこともありますが、仕事の自由度が高そうな弁護士に落ち着きました。私を気に入って下さった裁判官は、私が弁護士になってから亡くなってしまったんですが、人間的にも尊敬できる方だったので、弁護士になってもその裁判官の見立てに恥じないようにしっかり仕事をしようと常に思っています。

—他の弁護士の話を伺っていると、依頼者に寄り添うということで弁護士を選んだという意見が多々あるのですが

身近な人が困っていたらすぐに相談にのれますからね。そういうフットワークの軽いところも、弁護士って良いなと思いますよ。

—苦労した点は

仕事は好きなので、仕事を苦労と感じることはあまり無かったように感じます。祖父が「若いうちの苦労は苦労じゃない」って言っていましたし(笑)。独立もいろいろご縁があってすんなり独立出来てしまったという感じです。
—元々独立を目指していたんですか?

そうですね。弁護士って自分の裁量で事件をやるところが醍醐味でもあるので、やはりボスから指示を受けてやるよりも、自分のやり方で解決したいというのがあると思うんですよね。いちいち決裁を得るというのも大変ですし、同じ弁護士でも進め方が違うという場合もあるし、弁護士になった頃を振り返ると、そういう意味では独立したいという気持ちはありましたね。

独立をした経験から感じたことがありますか?

一緒に仕事をする弁護士は大切だなっていうのは感じます。今はすごく良いメンバーが集まってます。
複数の弁護士がいると、事件の方針についても話し合えますからね。

当事務所は個々に依頼者と契約する専任のスタイルですけど、実際には、執務室で「こんな事件なんだけど、こいう戦略でどうかな?」っていう話を弁護士が集まってしょっちゅうしていますから、そういう意味では4人でやってるようなものです。そういうのが共同事務所のメリットかなと思います。

お客様への考え方

東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士

自分のキャラクターは親しみやすいと言われるので、それは活かしていこうと思っています。
弁護士は怖いとか敷居が高いとか思われがちですし、法律の専門的な言葉も難しいし、お客様が何か疑問に感じても、弁護士に言われたことだから正しいのかな、と言い出せないという話も聞きます。そういうことが無いように出来るだけ丁寧に説明することは意識しています。

お仕事に関して

東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士

—嬉しかったことを教えてください

暮らしていた外国人の女性が日本人の男性と結婚して、その後、ご主人が交通事故で亡くなってしまい、保険金や相続財産があったはずなのに、一円も受け取らないで親戚から外国に帰されてしまったという案件がありました。巡り巡って私のところに来たのですが、保険や親戚関係のことなどを全て一つ一つ調べるのが結構大変でした。

本人にもまた来日して頂いたのですが、ビザを取るのも大変だし、彼女は日本語もあまりしゃべれなくて。随分前の話だったので、その事故がどこであったのかも分からないし、細かいことを一から調べましたね。

裁判をして親戚からお金を取り戻すことが出来ました。言葉の壁もあり、証拠の壁もあり、一年以上かかりましたが、彼女は非常に喜んで、握手と記念撮影を求められました(笑)。日本人だと勝訴してもあまりそういうテンションにはならないです。
でも、喜びをストレートに表現されて、私もとても嬉しかったです。

—悔しかったことなどは

裁判で、依頼者の話や事情からすると、何としても勝たせてあげたいという案件でも、どうしても証拠が不足しているために手段が限られてしまうという場合は悔しいですね。他には、勝っても財産が無くてお金を回収出来ないとか、そういう時は悔しいですよ。

相続案件に多いんですけど、依頼者が亡くなってしまう場合もあります。
これはやっぱり無念ですよね。
病気の末期になると、自分が生きているうちになんとか解決したいという気持ちになって依頼にいらっしゃるんです。
もちろんその時点で想定はするんですけど、それでも間に合わなかった時は悔しいです。

—その場合は続けるんですか?それとも打ち切り?

相続人次第です。
相続人が嫌だと言えば続けられないですけど、だいたいは続けます。

—当初の依頼者の思いとは異なった結果になることがある?

そうです。
早めに終わらせて下さいと言われてしまうこともあります。

先生のお仕事の取り方

東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士

ご紹介とホームページをみていらっしゃる方の割合が、6対4くらいです。

紹介の場合は知り合いの税理士や司法書士、不動産会社の方とか、弁護士からの紹介を受けることもあります。
弁護士からの紹介というのは「うちの事務所では個人事件が出来ないからやってくれないか」だとか、「自分の友達なんだけれど、離婚事件は専門外だからやって欲しい」とか、そういう場合に依頼を受けることがあります。
また、以前ご相談された方からのご紹介もあります。

—セミナーや交流会などは?

異業種交流会はあまり出ないです。
セミナーも頼まれたらしていますが、それで集客というのはあまり考えてないです。

地方の相続案件も多く手掛けているとありますが経緯など教えてください

身近に相談出来る人がいないからということでいらっしゃる場合もあるのですが、地元で噂になるのが嫌だからという理由で、わざわざ東京でご相談される方もいます。

生活の基盤が都内にある方はもちろんですけど、地方に住んでいる方からのご依頼もありますよ。

都内近郊と地方の相続の違いなどあれば教えてください。

地方の相続については、不動産の処理について、結構問題になるケースが多い印象があります。
普通は、相続財産は取り合いになる場合が多いのですが地方の不動産だと処分をどうするかとか、誰が管理するんだとかで、押し付け合いになることもあります。価値の割に管理に手間がかかってしまうことがネックなのでしょうね。

また、「長男が全部貰うんだ」というような昔の考え方も根強く、他の兄弟には口出しさせずに進んでしまっているようなケースも、地方の方が多いような印象があります。

都内近郊においては、会社の株をどうするかとか、事業承継絡みだとか、とにかく経営者の方の相続の悩みが多いです。

—一見さんよりも、付き合いの長い方からの相談が多い?

相続においてはそうです。
相続というのはいきなり問題が発生するようなものではあまりないので、「最近こんな感じで揉めているんだよね」というところから徐々に始まる事が多いです。
たいていは、遺言書の作成時期などについての話し合いをしていますから。

最後に

東京渋谷法律事務所 日向一仁弁護士

—弁護士歴11年に突入し、振り返って見ていかがでしょうか?

11年目にしてやっと自分の型みたいなのが出来てきたかなと感じています。
「こうやったら上手くいく」みたいなのが分かってきたと言いますか、経験を積んでいるからいろんなリスクを想定出来る様にはなりましたね。
最初は依頼者が亡くなるなんて思わないですよね。(笑)

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日向 一仁 (東京弁護士会所属 / 東京渋谷法律事務所)

東京渋谷法律事務所は、お子様連れでもお越しいただけるように、キッズスペース付きの会議室もご用意しております。 不安や悩みを抱えた方が、少しでも相談しやすい設備を備えておりますので、安心してご相談ください。 クライアントの皆様との信頼関係を大切にし、最良のリーガルパートナーとして力を尽くしてまいります。 どうぞお気軽にご相談ください。                  

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