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不動産会社に勤務し、その後弁護士となったこの道20年の先生に会ってきた

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更新日:2019年07月26日
不動産会社に勤務し、その後弁護士となったこの道20年の先生に会ってきたのアイキャッチ


虎ノ門は、霞が関の官庁街にもほど近く、オフィスビルが立ち並び、2014年にできた、虎ノ門ヒルズなどが記憶に新しい。

ビジネス街であり、官庁街であり、アメリカ大使館ほかいくつかの大使館なども近いという土地柄もあってか、海外向けのお店等もちらほらあったりします。

また、多くの法律事務所(弁護士事務所)があり、上を見上げると、ワンブロック毎に法律事務所の看板などが目につきます。

この度、不動産会社勤務の経歴を持つ異色の弁護士先生で、虎ノ門の1丁目に事務所を構えて約20年のキャリアを有する弁護士の先生にインタビューすることが出来ました。

弁護士歴20年で、TV・ラジオ・雑誌に出演をし、どうして不動産会社を辞めて弁護士になったか、何でホームページのデザインが歌舞伎なのか?など、お時間を頂き、色々とお伺いさせていただく事ができました。

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おいしそうなお弁当屋さんが近所に

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アルティ法律事務所が入っているビル

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-法律事務所の理念

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例えば、病気になった時に、人は「なぜもっと運動して、食生活に気を遣わなかったんだろう」とか、「毎年きちんと健康診断を受けておけばよかった」などと反省しますね。

法律のトラブルも同じです。こじれて修復できなくなる前に専門家に相談して、トラブルになるのを避けるのが一番よい方法です。当事務所は、相談者・依頼者の方への「転ばぬ先の杖」として、トラブルになる前の予防のため、相談者・依頼者へ良き法律の助言者としての理念をかかげ、サポートをしていきます。

-アルティ法律事務所の名前の由来を教えてください

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独立当初は、「瀬戸綜合法律事務所」と名前を付けておりましたが、現在の事務所への移転のタイミングで、「アルティ法律事務所」と変更しました。

アルティという名前にはいくつかの意味があります。

アルティの英語表記は「ARTY」で、これは「ART」つまり「アート」です。弁護士の業務を、単なるビジネス(仕事)としてだけとらえるのではなく、ハートのこもったARTとしてとらえたいとの思いが込められています。

もう1つは、アルティは「R」と「T」(アール・ティー)も表現しており、この「R」と「T」は尊敬する2人の偉人の頭文字を取っており、「R」は海舟勝麟太郎先生の「麟」の「R」で「T」は松陰吉田寅次郎先生の「寅」の「T」です。

-虎ノ門で設立することになった経緯を教えてください

事務所を開設する際に設定した基準は、裁判所に歩いて行ける範囲内ということで、虎ノ門の地を選びました。

現在は、堀西 俊光(ほりにし としてる)弁護士と僕自身合わせて2人と事務職員になりますが、堀西弁護士とはお互い個々で独立して仕事をしております。

弁護士になって最初にお世話になった弁護士(ボス弁)から独立した当初からは、ずっと虎ノ門で事務所を構えており、今の事務所は虎ノ門で2件目ですが、この事務所は居心地が良く、かれこれ10年以上になります。

事務所の目の前が大きなコイン式駐車場なので、自動車でいらっしゃる相談者の方も多いようです。

虎ノ門の難点ですか?・・・そうですねぇ。10数年事務所を構えて思った難点は、虎ノ門の昼時のご飯屋さんが混みあって大変だ、ということくらいです。混んでいてゆっくりと食事をしていられないことも多いので、昼食を取る時間帯をずらして、午後1時過ぎに食事したりなどしています。・・・(苦笑)

-ホームページが歌舞伎などのテーマをしておりますが何か意図があるのでしょうか?

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他の弁護士事務所と比べて、我が国の伝統を取り入れた内容で、柔らかい感じのホームページにしたいと思っていました。

そしてすぐに思いついたのが、歌舞伎のイメージでした。

僕は、「あの素晴らしい愛をもう一度」などの作曲者として有名な音楽家の加藤和彦さんと縁がありまして、加藤さんの顧問弁護士をしていたんです。

加藤さんは市川猿之助さんのスーパー歌舞伎の音楽を担当しており、その関係で市川猿之助一門のマネージメント会社の副社長だった方と知り合いになり、歌舞伎のことや、着物(和服)のこと、日本伝統の色のことなどを教えてもらいました。

そういった経緯があり、歌舞伎の世界を知るきっかけとなり、どんどん歌舞伎の世界に魅かれていき、歌舞伎をアクセントにしたホームページを作りました。

特にホームページの歌舞伎役者のキャラで二頭身のイラストが気に入っております。イラストは「カブキッズ」のホームページを運営していらっしゃる伊東隆久さんに御協力をいただいたもので、今はLINEでスタンプ等も出ているようです。

-事務所の事案の構成比率はどんなものでしょうか?

法人の顧問が50~60%くらいです。前職が不動産会社でしたので、不動産関係や建築関係の顧問先が多く、その中で法人の顧問先の方からの紹介で、個人事件も依頼されています。その他は、主にインターネットを経由して、個人の方からの相談を受けています。

事案の内容としては、不動産・建築・相続・離婚・刑事などがあります。不動産関係の相談では、売買だけでなく賃貸のトラブルも多く依頼されます。個人の相談では、相続問題や離婚問題・男女問題に取り組んでいます。

不動産の相談で目新しいものだと、エアービー&ビー等(民泊)ですね。分譲マンションで民泊に利用されるのを予防するための管理規約の改正の相談などを管理会社や理事会から受けたりします。

また、自身の肌感覚としてサラリーマン大家さんが増えたことが原因かもしれませんが、投資型物件の家賃滞納の明け渡しなどがあります。

家賃の支払が滞った場合、早めに対応しないと未払い家賃が累積していって大変なことにもなりかねません。毅然とした態度で臨むことが、問題解決のキーポイントです。

-取り扱った、事案の中で記憶に残る事案などありますでしょうか

事案というよりは人に関して記憶に残るものが多く、冒頭でも触れましたが、音楽家の加藤和彦さんの顧問弁護士をしていたことです。

若い人は知らないかもしれませんが、加藤和彦さんと言えば、60歳代以上の人にとっては、当時の若者の音楽の神様のような人でしたから、人脈も広く、話も面白く、とても良いお兄さんのような存在でした。

その他は、負債総額は1,000億円以上あった、有名企業の倒産を弁護士のチームを組み、担当したことです。

現在は会社更生法適用を受けていますが、国内に300店舗以上あり、倒産する当日はマスコミなどの目を伺いながら全国にある工場・店舗等に張り付き、債権者の対応などをしていたのは、かなり印象に残りました。大変な修羅場でしたが、面白かったですし、弁護士としてのキャリア・アップの点では大いに役に立ったものと思っています。

-ご依頼者の方に言われて嬉しかったことは、何ですか?

依頼者はトラブルを抱えて困っているから弁護士に依頼をします。つまり、依頼者はトラブルの解決を求めています。ですので、依頼者は良い意味で結果(つまりトラブルの解決)だけしか見ていないので、途中経過をあまり見ないし、見ても専門的で理解しにくいようです。

作戦を考え、どのように闘うのかが弁護士にとっては重要な腕のみせどころですが、依頼者にとっては「プロセス」ではなく「結果」が重要です。弁護士がどんなに素晴らしいアイディアを考え出しても、十分な結果(回収金額など)が実現されなければ、依頼者にとってあまり意味が無いのはよくわかります。

しかし、中には、弁護士のアイディアに関心を持ち、よく見てくれる依頼者がおり、プロセスに関してお褒めの言葉を頂く時は嬉しいです。問題解決のプロセスに価値を見出してくれ、気づき・それに感謝の言葉をいただくと、とっても嬉しいです。

もちろん、結果を求めて勝った時に喜んでもらえるのは、大いに励みになりますし、「ありがとうございます」の一言を聞く時に、やりがいを感じます。

-逆に悔しかった事案などありますでしょうか?

これはやむを得ない面もあることなのかもしれませんが、依頼者の人が自分に都合の悪いことを言ってくれず、そのまま裁判になり、依頼者から聞いていたことと違う内容が相手側から出された時は、梯子を外されたような思いで、正直悔しいというかガッカリします。

これを読んでいる皆さんは、弁護士に相談するときに、自分の弱点も含めて隠さずに全部を伝えるようにしましょう。隠し事をしたのでは、弁護士との間の信頼関係を築くことができませんし、結局は相手方との争いに不利になることも多いものです。

-なぜ不動産・相続の相談が多いのでしょうか?

まず、前職が不動産の会社に勤めていたこともあり、不動産を取り扱う事に抵抗が無かったという点が大きいです。

現在でも不動産や建築関係の顧問先が多いのもありますが、弁護士という職業は紹介(人脈)で繋がっていくものですので、前職の付き合いのある方からの紹介なども多く来ています。

また、不動産の個人のトラブルというと、相続が絡んでいる事が少なくなく、不動産の相談から中を見てみたら相続だったというケースもあります。

-不動産系の資格(宅建士・競売士・賃貸管理士)を持たれてますがそれぞれの資格に関して教えてください

まず、宅建士(宅地建物取引主任者)ですが、不動産取引の専門家の資格で比較的古く、主に「流通不動産」を取扱う資格になります。僕は、不動産会社に勤務していた頃から、宅建士の資格を生かして営業活動を行っていました。

競売士と賃貸管理士に関しては、国家資格ではなく、比較的新しくできた資格ですが、不動産を取り扱う弁護士業務の中で必要だったので受験し合格しました。

競売士(競売不動産取扱主任者)に関しては、流通不動産を取扱う宅建士とは異なり、競売士は「競売不動産」を取扱う資格となり、競売不動産を取扱う場合は、民事執行法に基づく競売実務等の知識、理解が必要となります。

賃貸管理士(賃貸不動産経営管理士)ですが、マンションやアパート等の賃貸不動産の管理の資格で、入居者との管理契約関係が長く続き、トラブルが多く発生しますので、その知識が必要です。また、建物の構造や建築材料の性質等の知識も必要で、理系寄りの資格かもしれません。

僕は、裁判所の調停委員なども担当していますので、一級建築士や不動産鑑定士などの先生方と一緒に仕事をしていますが、これらの資格が生かされる場面も多く経験しています。

-これから相続の事案に関してはどういった動向などが予想されますでしょうか?

基礎控除の額が下がったので、相続税の問い合わせは増えると思いますが、争っていなければ、主に税理士さんの仕事で、あまり弁護士の出番はないかもしれませんね・・・・(苦笑)

高齢社会になり、これからは高齢化が進み少子化・兄弟との関係が希薄になるなどの現象も進み、親の面倒を看ていた方の「寄与分」の主張などでトラブルが増えてくることが予想されますね。

-それに伴い気をつけておいた方が良い点などありましたら教えてください

一般的に、親の面倒を見ていたからといって、必ず寄与分が認められるわけではありませんので、寄与分の主張が当然に認められると思うのは早計ですが、何もしないのは得策ではありません。やった事に関しては、メモを取る、写真やビデオを撮っておく、領収証などをきちんと整理しておくなどの対応をしておいた方が良いと思います。

認められる可能性が高くはないものの、自身のやってきたことに関して全く証拠がないのとあるのとでは違いますので、出来るだけ日記風でも良いので残しておきましょう。

-ご自身だったらこんな相続が望ましい

僕自身の相続ですか? まだ具体的に考えたわけではありませんが、円満に進行することを望みます。自分自身が死んでしまったら、身体さえも置いて行くわけで、後は残された家族がよく話し合って決めてくれればいいと思います。

もちろん、支えてくれた妻に財産は任せたいという希望はあります。

-不動産の営業から、弁護士になるきっかけを具体的に教えて頂けませんでしょうか?

不動産会社でマンション開発や法人仲介などの営業活動に携わっていましたが、会社の顧問弁護士や相手方の弁護士と話をする機会がありました。

その際に、不動産用語や建築用語を使っても、分かってもらえないことがよくありました。どの業界でも同じですが、専門の業界用語は他の業界の人には分からないですよね。それで、「不動産や建築のことがわかる弁護士さんがいればなぁ」と思っていました。

そうしたところ、平成2年秋からのバブル崩壊の不景気のあおりを受けて不動産業界自体が不況となり、このまま不動産業界にいたとしても業界全体が不況になる以上、どうしようもないと思い、僕自身が「不動産・建築のわかる弁護士」になってやろう!と考えるようになりました。

そして、手始めに旧司法試験の過去問題に挑戦してみたんですが、意外に問題が解けたので、本格的に司法試験に挑戦してみよう、弁護士になろうと気持ちが固まり目指したという経緯です。

会社に勤務したまま、仕事と受験の両立は大変でしたが、勉強時間が少ないことから、逆に時間の使い方がうまくなって、楽しい受験時代を過ごすことができたと思います。休日も勉強することがあり、家族(特に妻)には負担をかけたと思いますが、暖かく見守ってくれて、感謝しています。

-自身の強み、弁護士の経験とは?

法律・判例というものは、基本的には人間社会の様々な場面を取り扱うものですから、一般常識的なものです。

しかし、法律が一般常識的なものであると言っても、やはり年齢や社会経験などにより法律を理解する程度が異なるものと思われます。例えば、お金を融資したり、不動産を購入したことがないのに「抵当権」というものの本当の目的がわかるのか、また、結婚にかかわったことがない若者が離婚の動機、慰謝料の金額等、理解するのは容易ではないのではないでしょうか。

ある程度、年齢を重ねると社会的常識がついてくるので、法律の条文も判例も理解できるようになるものです。

社会科学・法律学・経済学などは、数学・物理学などと違い、「人間学」ですので、経験がものをいう学問ですから、弁護士になってからでも、経験の違いによる差がつきます。僕は、社会人経験が豊富ですので(笑)、その強みを活かして行きたいと思っております。

-依頼者の方に対して心掛けている事などありますか?

曖昧な答えを出してはいけないので、相談者の方に対して、時には厳しく、はっきりと第三者(特に裁判官)の視点から見た考え方を伝える様に心掛けております。

さきほども言いましたが、社会人経験を積んで弁護士になったことが役に立っている、と感じる時があり、相談者の方と、雑談なども含めてコミュニケーションを取ることが案外役に立ちます。

そういった雑談や何でもないと依頼者が思い込んでいる事実から引き出せる重要な情報などもあります。

-弁護士になって良かったと感じる点はありますか?それはどんな時ですか?

自分に責任を持ち、仕事を進められるので、本当に弁護士になって良かったと思っております。弁護士の仕事は「自己責任100%」であり、何も言いわけできませんが、それでこそ「プロ」の世界ですね。

言い方がストレートで恐縮ですが、組織の歯車になりたくない人にとっては、とてもいい仕事だと思います。

-東京簡易裁判所民事調停委員・司法委員の経験がありますが、きっかけなどあったのでしょうか?

どんな事件があって、他の先生がどうやって仕事をしているのか見てみたいと思っていたのがきっかけです。

東京弁護士会では10年目くらいの弁護士に調停員参加希望の有無のアンケートが来るのですが、応募し調停委員・司法委員に選任され、今もやっています。

色々な、事件を調停委員等の視点から見ることができて、自身のスキルアップになりました。

-新聞・雑誌・TV・ラジオなど多く出演しておりますが、出演は何か決めてメディアの露出を考えているのでしょうか?

露出を考えていたわけではないのですが、ホームページからの問い合わせでメディアの出演が決まり、色々と出演することになりました。

メディアの方は不動産・建築の知見がある弁護士等を探すときは、インターネットを見るようです。「○○テレビの者です。インターネットを見たのですが」と言って連絡を頂きます。

特にTVなどは、他局の方も見ているんですかね? 一度出ると他局からのオファーも来るようになりました。ラジオの出演のオファーが来たときは、次の日の夜の出演というタイトなオファーだったのですが、ラジオ局のスタジオの雰囲気が気に入りました。また、出てみたいと思っています。

-ベクトル憲法・民法・刑法の著書を複数出されておりますが、出版にあたり何か経緯があったのでしょうか?

独立した当初、事務所が軌道に乗る前に、運転資金の足しにと司法試験の予備校の先生をしていた時期があり、その時のテキストなんです。

簡潔に言うと、「ベクトル○法」とは、その法律の基本原理・原則からの方向性(ベクトル)から統一的に条文・判例を解釈するものです。

専門的な説明は省きますが、自然科学(数学、物理学、化学など)でも基本原理・原則は重要ですが、社会科学(法学、経済学、会計学など)でも基本原理・原則から推論する能力が大切です。

いわば、船舶の「羅針盤」のようなもので、たとえ未知の問題にぶつかっても、羅針盤がしっかりしていれば、間違いの無いように前進する(あるいは、後退する、方向転換する)ことができますね。

-弁護士になって20年目に入り振り返ってみていかがでしょうか?

20年間はこんなものかと思う位に「あっ!」という間でした。

弁護士資格を取得して1年半後に独立し、自己責任100%の事務所経営は思い返せば非常に大変なこともありましたが、以前勤めていた不動産会社の関係の不動産の仲介業者の方や、その他周りの人に助けられ、順調に発展しました。

人脈はやはり大事ですね。アリストテレスが言ったように「人はポリス的動物(社会的動物)である」というのは真実です。人に助けられ、人を助けて、お互いが良くなっていくことができるのは有り難いことです。感謝しております。

-相談に来られる方に依頼者の方にメッセージをお願いいたします

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私は、不動産会社、建築会社その他さまざまな業種の会社の顧問弁護士として、会社経営のアドバイスを行っております。

弁護士になる前に、不動産会社に勤めておりましたので、建築・不動産の事がわかります、付随して個人の不動産のトラブルですと相続などがあり、多くの実績と知見がございます。

卓上の空論ではなく、実体験に基づく知識・理解ですので、実際に不動産会社の人間が何を考え、どのように動いているのかがわかりますので、こうした私の知識・経歴がお役に立てばと思います。

不動産に関わる全てのトラブルの相談を多数扱っております。

特に相続に関しては、早目のご相談をお勧めいたします。

事前に手を打っておけるものなどを、そのままにしてしまうと気づいた時には手遅れなんて事にもなりかねません。

相談・依頼を後回しにしていたがために、費用と時間そして自身の想像していた結果とは違う方向に着地してしまう事もありますので、何かトラブルになりそうだなと思った時には、是非ともご相談下さい。

-インタビューを終えて

物静かな瀬戸先生ですが、サラリーマン・弁護士・メディア出演・芸能人の顧問弁護士など、さすが20年のベテランならではの視点や考え方がある先生でした。

判例の話ではなく、なぜ、そこに約束やきまりがあるのか、約束やきまりの意義や役割についてよく考えていらっしゃる先生で、特に編集者の中で印象に残っているのが、「数学は若いうちからでも、天才が居るが、民法・憲法・法律などは、経験がものをいう例えば不動産を購入したことがないのに不動産用語の抵当権・結婚もしたことがないのに離婚の慰謝料の金額等、解るわけがないと思いますけどね。」という、社会人経験を経て弁護士先生ならではの視点だなと思いました。

虎ノ門で不動産に関わる相続のトラブルがあった際は、経験豊富な、アルティ法律事務所の瀬戸弁護士先生へ相談してみてはいかがでしょうか?

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瀬戸 仲男 (東京弁護士会所属 / アルティ法律事務所)

事件を受ける場合の費用につきましては、当法律事務所の報酬基準をもとに、事例ごとに相談のうえで決定しますのでご安心ください。

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相続相談弁護士ガイド 編集部

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