遺産をもっていかれないようにする方法

相続人間で、遺産分割協議をしていくことになりますが、遺産の全容を把握しなければ、遺産をどのように分けるかご自身の考えをまとめることができません。ご実家で資料を探すのが一番ですが、会社の登記簿や土地建物の登記簿謄本、通帳の履歴は、ご実家にいかなくても、法務局や各銀行に申請することで入手できます。その上で、銀行から不正にお金を下そうとしているのであれば、銀行に口座を凍結してもらうように働きかけるなど対応して下さい。
遺産分割協議がまとまらなければ、遺産分割調停という裁判手続きを行うことになります。遺産の金額が大きいのであれば、弁護士に相談なされるといいと思います。