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「会いに来てくれる弁護士」をコンセプトに掲げる、新橋の女性弁護士にインタビュー。

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2018年01月04日 公開
「会いに来てくれる弁護士」をコンセプトに掲げる、新橋の女性弁護士にインタビュー。のアイキャッチ

「会いに行く弁護士」をコンセプトに掲げる、女性の弁護士先生がいます。

弁護士に会う機会は、ふつう、法律事務所に訪れるのがごく一般的ですが、時間が合わなかったり、事情があって行くことが難しい場合もときにはあります。
そんな中、相談をしたいけど時間があわない、行くのが難しいユーザーさんのために、弁護士先生が自ら来てくれるというのは、嬉しいことです。

弁護士の敷居が高い、相談しづらいというイメージがなくなるかもしれません。
まだ独立をしてまもない、汐留にある今西総合法律事務所の今西陽子弁護士先生に会いにいきました。

今西先生は、ご相談者のもとにお伺いするコンセプトで、独立された先生です。
今回は、その「会いに来てくれる弁護士」を試みた経緯や、先生の人柄を中心にインタビュー。

今西総合法律事務所 今西陽子 弁護士

 

■今西総合法律事務所に関して

---まずは、今西総合法律事務所の特色、強みを教えてください。

まず事務所の利用について他の事務所さんと違うところは、打ち合わせ場所や時間が非常に柔軟にできるというところです。
場所についても、もちろん当事務所まで来ていただくことも可能ですけれども、例えば、丸ノ内線や千代田線ユーザーの方でしたら弁護士会館を使うとか、遠方の方でしたら私が直接行くというようなことも可能です。
あと時間についても、お仕事をされている方とか、夜遅くでないと無理だという方でも対応しております。
また土日なんかもなるべくは対応しておりますので。

---相談を検討している方にとってはうれしい点ですね。今西先生が独立したキッカケ、経緯って何ですか?

私の勤務弁護士時代の、同じ事務所の尊敬している姉弁が独立されて、それがキッカケで、いずれ私も独立したいなと思うようになりました。
まだ事務所を独立して、開設して3か月です。
現在は、様々な案件、ご依頼を頂いております。

---今、先生が受けている事案の内容は、どのような依頼が多いですか?

個人の方のほうが圧倒的に多いですが、その中でも家事事件、交通事故の比率割合が大きいです。
家事事件の中でも、離婚とか、不貞慰謝料請求は一般民事の不法行為のほうに入るんでしょうけど、それも家事だと考えれば多いかもしれません。
主に、ご家族の問題をよく取り扱っております。
あと刑事とか、その他の一般民事も少しやっているというような状況です。

---事務所は新橋でも、汐留だと思うのですが、この汐留を選んだ理由はありますか?

基本的に私がご相談いただく方にお伺いするスタイルをとっているので、場所は裁判所が近いところで選びました。
また新橋ですと、もし来所頂く方がいた場合でもアクセスがいいという点も考慮しました。
あとは汐留のほうなので周辺の環境がいいこともあり、ご飯にも困らないこともあったりします(笑)。
汐留もですが、やっぱり新橋まですぐなので、新橋のほうは本当に安くておいしい所がいっぱいあります。

今西総合法律事務所 今西陽子 弁護士
今西総合法律事務所 今西陽子 弁護士

 

■今西陽子弁護士について

---今西先生が弁護士を目指した理由とかキッカケって何だったんですか?

元々、私は京都大学の農学部だったんです。

---えっ、そうなんですか?

はい、4年制の普通の農学部でした。
元々理系だったんですが、3年生か、4年生のときに、進路を決めないといけなくて、どこの研究室に入るかっていうことを決めなくてはいけなかったんですけど、ひと通りは見たんですが特に惹かれるものがなかったんです。
一方で、その時に自分の中で本のタイトル買いというのがはやっていて、マイブームになっていたんですけど、本のタイトルだけを見て興味をそそられる本を買うっていうことに少しハマっていて、それで集まった本がほとんど法律系の本だったので、
自分は理系のそういう研究室ではなく、法律系のことに興味があるんだっていうことを自覚して、元々被害者救済に携わりたいっていう気持ちはあったので、では一層のことロースクールに行こうと思って(笑)。

今西総合法律事務所 今西陽子 弁護士

---農学部からロースクールに入った経緯がすごいですね(笑)。

農学部を卒業して、もうすぐロースクールに入ることになりました。
ちょっと回り道しちゃったんですけど。

---弁護士業をやっていての苦労話、大変だったことって何かありますか?

やはり日々法律も変わっていきますし、また民法改正とかもありますし、判例も変わっていくものなので、常に知識のアップデートをしなくてはいけないところは弁護士の大変なところかもしれませんね。
事件、相談も毎回同じものではないので、そのご依頼に対応できるためには法律家としてこれからも勉強は続けないといけないと思っています。
あとは、急な案件が入ったり、時間が読みづらいところは他の職業に比べたら大変なところかもしれません。

---農学部から法律関係とだいぶ分野が変わりましたが、そこでの苦労とかはありましたか?

いや、大変でした。
起案とかをして、ロースクールの先生に添削してもらうんですけど、その時も「君の起案は完全に理系だよ」みたいなのをずっと言われ続けていましたね。
自分ではどう違うのか、ちょっと分からないんですけど。

---最近ですと、理系出身の先生方もいらっしゃるので、理系ならではの得意分野もありそうですけどね。

民事系は得意だったんです。
特に民法の要件事実論というのがあるんですけど、それは本当に得意で良かったなと思っています。
理系で学んだことが活かされてると思います。
ですから、訴訟なんかは結構強いほうじゃないかと思います(笑)。

---今西先生の趣味とか、今ハマっていることって何かありますか?

食べ歩きが趣味です。
本当に何でも好きで、最近急に味覚の幅が広がったんです(笑)。
元々、和菓子とかは好きではなかったんですけど、和菓子も好きになっちゃって、エスニック料理も全部食べられるようになったので。
いろんなものを食べられるようになりましたし、それがおいしく思うんですよ。

---一番好きな食べ物とか、料理とかって何ですか?

どれも好きなんですけど、やっぱり焼き肉ですかね(笑)。

 

■お仕事に関して

---先生が弁護士として一番大切にしていることと、気を付けていることは何ですか?

これは弁護士を目指した理由とかキッカケでもあるんですけど、被害者救済というのをしたかったので、やはりご依頼者さまのお気持ちっていうのを一番大事にしています。
弁護士は法律問題の解決の専門家ではありますけれども、やはり法律問題の根底には怒りとか、悲しみとか、そういう感情があると思うので、法律問題を解決すると同時に、そういった感情をも解決できるような、一番いい解決方法というのをご提案できるようにしております。

---その中で、他の先生に負けないところ、差別化できるポイントって何かありますか?

打ち合わせ場所とか時間を柔軟に設定していただけるっていうところが一番の違いかなと思います。
フットワークの軽さと言いますか。

今西総合法律事務所 今西陽子 弁護士

---先生がこれから関心のある分野って何ですか?

相続分野における信託の利用というものに今ちょっと関心がありまして、まだ私も勉強中なんですけれども、信託は使えるんじゃないかと思っています。
遺言よりも柔軟に、依頼者さまの希望に沿った資産の運用というのができるんではないかと思っています。

簡単にご説明すると、信託財産というものは、元々の所有者の財産から切り離されて独立した財産になるんです。

例えば、元々の所有者の方に債権者がいたとしても、その財産は信託財産として守られて差押えとかにはならなくて、それが大きいんです。
それでまた、誰かにお願いして信託契約を締結して、運用とか管理をしてもらうという流れです。

例えば、親御さんがいてお子さまがいて、そのお子さまが後見の必要な方だとすると、たとえ遺産相続をしたとしても、財産が散逸してしまうおそれがあるとか、他の誰かに狙われるということもあるので、その遺産を信託財産として独立のものにして、信託契約を受けた委託者がそれを管理して運用していくんです。
それが家だったとすると、それを誰かに貸したとして家賃が入ってくるので、その家賃をお子さまに渡して、お子さまがきちんと生活できるように守るというかたちで、そのお子さまにとって一番利益となるような財産の運用の仕方をつくることができるんです。
お子さまが後見となると、ご自身では運用だけでなく保有することすらできない状態なので、財産を守りつつ、お子さまの生活の面倒を見るというようなことができるわけです。

---今、相続の問題が増えてきているので、確かにその中ではいい方法ですよね。

そうなんですよね。
財産が狙われちゃうというところから守りたいという方にピッタリかなと思います。
あとは誰も相続人がいない方で、でも懇意にしていらっしゃった方のような相続人でない方、例えば、お付き合いされている彼女さんとかに遺言として残すこともできますけど、信託財産として残すこともできるんです。
ですから、いろいろな手段が考えられます。

----やはり、相続の信託においては、専門家に相談したほうがスムーズですかね?

まだ信託自体が専門的なところなので、遺言信託とかそういうのは銀行とかが最近始めた制度だと思います。
やはり、そのほうが最後まで、法的な問題がないような運用の仕方ができます。

---確かに、信託は最近聞くようになったので、これからありそうですよね。相続関係についてだと現在、お力を入れている分野とかは先生ありますか?

相続分野ですと、今のところは遺言の作成とかです。
問題のないように遺言の作成をすると。

---あと最近多いのは、離婚、男女トラブルが多いらしいですね。

男女トラブルで、理由がない離婚というのがありまして。
それがこちらとしては、理由のない離婚調停を申し立てられている側とか、離婚訴訟を提起されている側なので、実際の紛争にはなっちゃっているんですけど。
「離婚をしたい」っておっしゃっている方の場合は、現状ですけど、きちんと理由があるので大丈夫なんですけど。

ご相談頂く方の中では、今のところ、お聞きしている限りでは、なぜか「離婚をしたい」って言われている方は、特に離婚事由というのはないんじゃないかっていうような離婚なんです。
本当に独身貴族を貫いたほうが合っているんだろうなっていう方や、その共同生活に耐えられないとか、そういうことがあるのではないかとは思います。

---大きい理由がない場合でも離婚したいという相談もあるんですね。

ありますね、ただ離婚事由はおそらくないでしょうから、裁判になったとしても離婚は認められないんですけど、裁判で仮に離婚が認められなくて良かったねとなったとしても、その後、またきちんとよりを戻して一緒に生活していけるのかっていうところまでの保証は裁判ではしてくれないので。

---確かに。その後を考えたら一緒に生活していけるか不安ですね。

できることなら、きちんとわだかまりを解いて、裁判が終わったあとも二人で仲良くしていけるような解決方法っていうのを探していかなきゃいけないなと思っています。
それが、DVだとか、それこそ他の女性や男性ができているとか、そういうことで離婚したいっていうことであれば、その理由が解消されれば、また仲良く二人でいけるかもしれないんですけど、それよりも何となくっていうところの理由だと、解決してからの生活も考えると難しいところはあったります。

今西総合法律事務所 今西陽子 弁護士

---離婚をしたい、それとも離婚したいと言われているほうだと、どちらの相談が多いですか?

「何となく離婚をしたい」と言われているんだけどという相談を受けるんです。
今のところ、それが多いです。
もちろん今後、ひょっとしたら何か理由が出てくるかもしれないし、お話をきいて状況をお伺いしないと判断はできませんが、言われたほうが多い印象ですね。

現状だと、特段何も法定されている離婚事由っていうのはないはずなので、裁判になったとしても、おそらく離婚は認められないでしょうねってなるんですけど、やはりご依頼者さまとしては、また二人で仲良く生活をしていきたいっていうご希望があるので、離婚調停をさっさと不成立で終わらせて、「裁判をするならすれば」って相手方に言って、裁判をしたとしても「棄却ですよね」で終わっちゃうと、その後、ご依頼者さまが一番希望している、お二人でまた仲良く夫婦生活をしていくっていうところは実現できないわけです。

なので、調停の段階なら調停で、訴訟なら訴訟で、その申立人というか原告側をどう説得するか、どう話し合いをしていくかというところが大事なのかなと思ってはいます。
何かしら離婚する理由はあるとは思うんですけど、それが明らかになってはいないので説得のしようがないところもあります。

---そうですね、これからの夫婦生活が元に戻るかと言われるとそこまでは先生方も難しいですね。

弁護士としては勝てば終わりっていうところでストップしてもいいんですけど、ご依頼者さまとしては勝てば終わりでは済まない場合があるわけです。
例えば、相手が訴訟で離婚請求をしてきて、棄却されれば終わりっていうのではなくて、ご依頼者さまとしては、お二人でまた仲良く夫婦生活をしたいっていうことなので、それに向けての解決っていうのを視野に入れながら事件処理をしていかないといけないんです。
だから内容証明を送り付けるとかじゃ駄目なんですよ(笑)。

---先生のコンセプトである、「会いに来てくれる弁護士」について。やはり弁護士に会う機会って、法律事務所だと思うんですけど、なんでこの逆を取ったんですか?

私が以前、事務所に勤務していた時なんですけど、打ち合わせの日時をご依頼者さまと決めるとかは、基本的に私が担当する事件は私がやっているんです。
そうすると、交通事故でおケガをされている方とか、ご高齢の方とかは、お体の関係で事務所に来ること自体が結構大変だったり、タクシーを使って来られる方もいらっしゃいましたけど、それも高額の費用がかかりますし、日中お仕事をされている方だと、どうしても有給を取っていただかないといけなくなったりするんです。

---確かに、そうですね。

それが常に忍びないなと思っておりましたので、だったら私のほうがお近くまでお伺いしたほうがいいんじゃないかと思って、独立した際にはそうしようと思っていました。
なかなか日程調整できないんですよね。
もちろん寝たきりの方とかの場合は弁護士が自ら行くこともあったんですけど、それでもできる限り、ご家族の方に代理で来ていただいたり。
足をケガされた方とかでも、つえを突きながら来られたりっていうことがあって、大変そうだなって思っていたので。

---この会いに行くっていうことをやっていると思うんですけど、そこって他の弁護士にはないところだと思うんですけど、反響とかってどうですか?

数的にはあんまり多くはないんですけど、実際に行っています。
千葉方面でしたが、おばあさまのご相談とかで、そこの喫茶店でご相談させていただいたり、あとは時間的にスケジュール調整が難しい方なんかは、空き時間でお伺いしたりしています。
基本的には来ていただけることもたまにあったりします。
ですので、もっとこれからは行けるということ、こちらから伺うことができるということを前面に押し出していきたいなと思っています。

---いいコンセプトですよね。お客さんの反応ってどうですか?

ご高齢の方なんかは特に「事務所まで来るのも大変なので、ありがたい」とはおっしゃっていただけています。
やっぱり敷居も高いので、事務所まで来るとなると、何を着ていったらいいのかとか、お菓子を用意しなきゃいけないんじゃないかとか(笑)、そう思われる方がいらっしゃるので、「喫茶店でフランクに話ができるっていうのは非常にありがたい」っておっしゃってもらっています。
自分が元々法学部ではなかったので、その気持ちもよく分かりますし、まだまだ弁護士の世界は敷居は高いと思います。

今西総合法律事務所 今西陽子 弁護士

 

■最後に

---これまでの弁護士生活業を振り返ってみていかがでしたか?

本当に駆け足でしたけど、もう地道にやっていくしかないのかなと思っています。
意外と地道な作業が多くて、弁護士の仕事って華やかではないんですよね。
法廷に立つ時間なんて2時間、3時間程度で、早ければ10分ぐらいで終わっちゃう裁判もあるんですけど、その裏で地道に起案をしたりとか、いろいろ調べ物をしたりとかはありますけど、
そこは誰にも見られていない部分ではありますけど、そこを手を抜いちゃうと、その華やかな部分でもほころびが出ちゃうので、そういう地道な作業を大事にしていこうかなとは思っています。

---今西先生の今後のビジョン、方向性を教えてください?

今後はもっと家事事件、特に相続分野にも力を入れていきたいと思っています。
近々、成年後見人として認められる予定なので、そうすると私自身も後見人になれるますので、相続中心に後見人などもこれから受けていければと思ってます。

---最後にインタビューを見てくれた方、ご相談に来られる方に、一言メッセージをお願いします。

弁護士事務所さまの中ではかなり敷居の低い事務所だと思いますので、本当にどんなことでも結構なので一度ご相談に来るのではなく、お客様のご都合にできる限り合わせ、お伺いもできますので、お気軽にご連絡いただければと思います。

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今西 陽子 (第二東京弁護士会所属 / 今西総合法律事務所)

「会いに来てくれる弁護士」をモットーに、依頼者さまがより相談しやすい環境をつくっております。 また、依頼者さまのご希望に合わせた日時にご相談をうけるようにしています。 弁護士事務所の不便さや、行きづらいというような概念を少しでも払拭できるようにして、依頼者のお悩みや問題解決にご尽力いたします。 身近に頼れる弁護士として、お気軽にまずはご相談ください。

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