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13年間の裁判所勤務を経て弁護士へ、府中の弁護士先生に会いに行ってみたのアイキャッチ

13年間の裁判所勤務を経て弁護士へ、府中の弁護士先生に会いに行ってみた

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2016年12月28日 公開
13年間の裁判所勤務を経て弁護士へ、府中の弁護士先生に会いに行ってみたのアイキャッチ

府中は新宿から京王線急行で40分前後でアクセス可能な西東京のベツトタウン
※特急、準特急を利用すれば20分台だが、朝の通勤時には利用できない

法律事務所スカイアーチ 山崎研 弁護士 1
府中市は各種公共施設などのサービス(生活支援施設の充実度・自治体公共サービスの充実度・地域コミュニティ機能)が充実していると居住者の多くが評価しており、府中市のホームページも大々的にプッシュしております。
その、地域住民の方が住みやすいと根付いている府中で、13年間の裁判所勤務を経験したのち、弁護士になった先生にインタビュー
今回は、学生時代にヘビメタバンドの活動などもしていたという先生。はたしてどんな先生なのでしょうか?

●法律事務所スカイアーチに関して

法律事務所スカイアーチ 山崎研 弁護士 2

■法律事務所スカイアーチ府中で設立することになった経緯を教えてください。

私は大学卒業後13年間の裁判所勤務を経て、日比谷の事務所で勤務弁護士という形で働いていました。
それも5年くらい過ぎたところで、そろそろ独立したいなという考えはもともと持っていましたが、きっかけとして大きかったのは2011年の東日本大震災なんです。

妻も都心で仕事をしており、私も職場の日比谷にいたのですが、震災後に子どもを保育園に預けたまま、2人とも府中市内の自宅に帰れなくなりました。
たまたま義母が近くに住んでいたので、保育園に迎えに行って引き取ってくれていたんですが、あの時は電話もつながらなくて、いったい子どもはどうなっているんだろうと不安になりましたね。

それを契機に、やはり家族はできるだけ近くにいるのが安心だと考え、職住近接を実現したいという気持ちが強くなり、ちょうど独立を考えていたこともあって、それならば弁護士の自分が家の近くで開業したら良いのではないかと考えました。
実際には、裁判所に行っていたりして事務所にいないこともありますが、何かあったときの事を考えればやはり事務所と自宅が近いということは安心ですね。
育児についてはやはり妻に頼っている部分は多いですが、それでも、子どもの学校の保護者会などに比較的柔軟に出席することができるなどしていて、良いワーク・ライフ・バランスの実現には職住近接は欠かせないと感じています。

■府中という土地で良い箇所や気づいた点などありますか?

府中は新宿まで特急で20分ほどですぐに行けますし、それでいて自然も多い所です。そういう意味では、都会と田舎がほどよくバランスされている街だという印象です。
市民の方々についても、古い街なのでもちろん昔から代々住まわれている方々もいますが、府中は都心に通勤するためのベッドタウンとしての面もありますので、地方の出身でこちらに移り住んだという方も多くいます。私も出身は茨城県なのですが、結婚を機にこちらに住むようになりました。

昔からの地元の方と、新しい土地で新しい生活を始められる方、
府中はそういう方々が良い感じでミックスしている地域という印象はありますね。

●山崎弁護士先生に関して

■ホームページを見たところヘビメタバンドをやっていたという事でいつごろからやられていたのでしょうか?

バンドといっても、プロを目指していたというような話ではなくて、全く趣味の範囲を超えていないヘタクソなコピーバンドでしたからお話するのも恥ずかしいのですが、高校生の時から大学までやっていました。
高校時代にはベースを、大学時代にはギターを担当していました。

知っている人しか知らないことを承知でコピーしていたバンド名を挙げさせてもらえれば、高校時代にアメリカの西海岸を中心に「LAメタル」というのがはやっていまして、私もそれに乗って「ラット」とか「モトリークルー」とか「ドッケン」なんていうバンドを聴きまくってコピーしていました。「ヴァン・ヘイレン」なんかは、ハードロック好きでない方もご存知かも知れないですね。大学に入ってからは、「スキッド・ロウ」「ガンズ・アンド・ローゼズ」「LAガンズ」「ファスター・プッシーキャット」なんかですね。ほかにも「クイーンズライチ」「エアロスミス」「ラウドネス」・・・このままだとキリがないのでやめますね(笑)。

当時はちょっと髪を伸ばしてみたり、ライブの時にはメイクをしてみたり、完全に若気の至りでしたね。
バンドのメンバーは高校時代の友人達だったので、進学した大学はそれぞれ違っていたんですけれども、いろんな大学のサークルを掛け持ちしていろんな大学の学園祭に出たり、また、サークルでライブハウスを借りてやるライブで演奏したりもしてました。
当時は毎日のようにつるんでいたバンドのメンバーも、今ではそれぞれの仕事や家庭があってほとんど会えていないのですが、私にとっては彼らはやはり今でも特別な友達ではありますね。
今はね、子どもがドラムを習っているんです、本人がやりたいということで。
ただ、私がギターをやりなよって言ったら嫌だと言われてしまいました(笑)。
父親と一緒なのは嫌なんでしょうかね(笑)。

■弁護士の資格の取得に至る経緯などあったのでしょうか?

大学在学中から弁護士を目指そうという気持ちはあって受験を始めたのですが、勉強よりはバンド優先だったりして、実力が追いつかず在学中には受からなかったんですね。大学卒業後も少しだけアルバイトなどしながら受験を続けていたのですが、いつまでもそんな生活をしているわけにもいかず、友人に誘われて裁判所職員の採用試験を受験してみたところ、合格してしまったんです。
それで、言葉は悪いですが、司法試験に合格するまでの腰掛けみたいな軽い気持ちで裁判所の職員になったわけです。

ところが、裁判所に入ってみると、もちろんいい加減な仕事が許されるはずもなく、自分の社会人としての自覚の足らなさや考えの甘さを嫌というほど知ることになってしまって。裁判所では、上司や先輩、同僚に恵まれて、本当に一からたたき直してもらったという感じですね。裁判所の書記官や事務官の仕事のやりがいもだんだん分かるようになり、裁判所がどんどん自分の大切な居心地の良い職場という感じになっていきました。
司法試験の受験の方も、合格までは行かないのだけれど、まあまあ惜しい成績が続いていたので、なかなかやめる踏ん切りがつかずに受験を続けていたのですが、年月が経つにつれ、私も管理職になるような年齢に近づいてきて、そろそろ管理職試験も受けなきゃなあなんて話になってきて。

それで、もし管理職になるのだったら司法試験はあきらめよう、裁判所で定年まで頑張って働こうと決めました。
だからあと最後にもう一回だけ!と思って受けたら、最後の最後で司法試験に合格したんです(笑)。自分としては、あまり結果には期待せず、踏ん切りを付けるための最後の一回、というつもりだったので、合格してしまってちょっと慌てたくらいです。大げさですけど、ちょっと運命のいたずらのようなものを感じましたね。
さんざんお世話になった裁判所を退職して司法修習を受けるかどうかも悩まなかったわけではなかったですが、裁判所の同僚たちも、せっかく合格したんだから頑張ってみればと背中を押してくれる人がほとんどで、本当に裁判所での仲間には恵まれたと思っています。

●お仕事に関して、考え方や、嬉しかったこと

法律事務所スカイアーチ 山崎研 弁護士 4

■事務所の事案の構成比率はどんなものでしょうか?

法人のお客様・個人のお客様という分け方をしますと、個人の方からのご相談のほうがやや多いです。
地元密着を目指してやっていますので、もちろん地元の中小企業さんからの依頼もたくさんありますが、都心の大きな事務所が多くの顧問先をもってやっているのとはだいぶ違うかなと思っています。
そして、個人の方の事案で多いのは、やはり家事事件ですね。相続と離婚は、当事務所でもご依頼の多い案件になっています。事業をやっていたり、莫大な資産を持っていたりするわけではないごく普通の方にとっても、家事事件は、いつ自分の身に降りかかるか分からない、身近な法律問題だということだと思います。

あとは、個人の方では債務の問題、自己破産や債務整理、過払金返還請求などもそれなりに多くて、ほかにも個人間の金銭トラブルや慰謝料請求の問題、刑事事件など、様々な事案が舞い込んできます。
法人のお客様だと、やはり取引先とのトラブルというのが多い類型ですが、法人のお客様の場合は特に、普段からお付き合いさせていただいている会社の方が、私も会社の実情等が最初から分かっており、スムーズに事件処理に臨めると感じています。

■府中の事案は違うのですか?

特に大きな特色があるわけではありませんが、自衛隊の府中基地がある関係からか、ご相談者や相手方が自衛隊の関係の方ということが時々あり、「ああ、府中っぽいなあ」と思ったりはしますね(笑)。
当事務所自体が地元密着を目指してやっていることもあり、ご相談に見える方は、都心に住まわれている方よりは、やはり地元の方々からのご依頼が中心です。
ただ、必ずしも府中市内にお住まいの方ばかりではなく、調布や国立、稲城や多摩といった周辺地域に住まわれている方たちからのご相談が当初考えていたよりも多いですね。

■上記の背景などあれば教えてください。

やはり、地方であればあるほど自宅近くの法律事務所というのは行きにくいのかなと思います。
法律事務所に入っていくところを知り合いに見られるのは少し抵抗を感じる、という方も少なからずいらっしゃるということが、府中の周辺地域からの依頼が意外に多い理由かなと思っています。
そういう意味では、当事務所は大きな看板も出しておらず、言ってみれば隠れ家的な雰囲気もありますので、そういった方々にもスッと入りやすいのかなと感じています。

■弁護士になって良かったと感じる点はありますか?それはどんな時ですか?

裁判所勤めの時との比較で言いますと、一般的に裁判所での仕事というのはなかなかお客様からお礼を言ってもらえるような種のものではないんですね。
どちらかを勝たせてどちらかを負けさせると、負けたほうから必ず文句を言われてしまう。

別に勝たせた方の当事者からお礼を言ってもらえるわけでもありません。
ましてや、場合によっては双方から文句を言われる、なんて判決もあるわけです。
当事者からお礼を言ってもらえるなんてことは、そうそうあるものではない。
それは、裁判所という機関が法律に従って公平に事件を処理しなければいけない機関で、どちらかに肩入れをしない仕事をしているのだから仕方がないのですけれど・・・。

それに対して、弁護士は依頼者のために力を尽くして活動した結果として良い解決に至ることができれば、直接感謝の言葉をいただけることも多いですし、良い解決に至った喜びを弁護士も分かち合うことができます。誰かのために仕事をしている、という実感は、やはり裁判所ではなく弁護士になってからの方が、はるかに強く感じられると思っています。

あとは、やはり個々の事件をどうやって解決していくかというのが、自分の裁量により大きく変わるというところですね。
裁判所はどうしても受身の立場になりますが、弁護士というのは「こういう手続を選択するのがベターだ」とか、「こういうやり方で交渉をしてみよう」とか、「こういう説明の仕方をすれば裁判所に伝わるのではないか」など、複雑にこじれてしまった問題を、一つ一つの自分の判断や工夫で解きほぐすことに主体的に挑戦していける面があり、それは大きな魅力だと思っています。

■逆に辞めたいと思った事、嫌だなと思った事はありますか?

どの弁護士でもそうだと思いますが、依頼者のことを考えて全力を尽くしていることを理解していただけなかった時には、落ち込むこともあります。
しかし、それは私の依頼者の方への説明の仕方などが至らなかったことにも原因があるはずですので、落ち込んでいる場合ではなく、常に依頼者の方と強い信頼関係を築けるよう、自分を磨かなければいけないと思っています。ですので、弁護士を辞めたいとまで思ったことはありません。

■裁判所の職員を通じて分ったこと・気づいたことなど

弁護士になるまで裁判所で13年間も勤務して、率直に言ってだいぶ回り道したなあという気持ちはあるんですけれど、今になって思えば、裁判所での勤務の経験をしたことはとても意味のあることだったと思っています。
学生時代からもっと努力していれば、もしかしたら裁判所職員として勤務することなく弁護士になっていたかも知れません。

でも、先ほどもお話ししましたが、裁判所という組織の中での仕事の仕方や、社会のいろはを教えてもらったことは、非常に大きな経験と勉強になりました。
良い上司や先輩、同僚にも恵まれてきて得られたものがたくさんありましたので、負け惜しみではなく、裁判所勤めをしてきて良かったなあという思いの方が遥かに強いです。
また、裁判所にいる間に、書記官としてではありますが、実際の事件を多数見てきましたので、それが今の私のアドバンテージになっているとも思っています。

当時から実際に弁護士が書いた書面もたくさん見てきましたし、弁護士の活動に対する裁判官の実際の評価なども耳にすることができましたから、どのような仕事をした弁護士が裁判所に評価されるのか、そして最終的に依頼者の利益につながっていくのかという事を目の当たりにしてきました。これは、自分が今弁護士として仕事をしていく上で、かけがえのない財産になっていると思います。

■裁判職員・弁護士にならなかったら何を目指してましたか?

まったく弁護士とは毛色の違うものだったら、ミュージシャンとか、あとは理系の勉強も好きだったので、理系の研究者とかも憧れたりはしますね。
小説家も良かったかなあ。文章を書くのは好きですね。

小さい頃はね、探偵になりたかったんです。推理小説・ミステリーが好きで、明智小五郎になりたかった(笑)。
でも実際は探偵って、警察と一緒に犯罪を捜査・解決するような仕事じゃないですよね。「犯人はお前だ!」とかいう機会は多分ない(笑)。
そういったことで近いものを考えてみると警察官も良かったのかも知れないですけど、弁護士の仕事は、小説の中の探偵と同じように、根を詰めて物事を考えて、証拠を集めて事案を解明するという側面がありますから、結局は小さいころになりたかったものに近い職業に就けているのかも知れませんね。

●最後に

法律事務所スカイアーチ 山崎研 弁護士 5

■事務所独立して4年に突入し、振り返ってみていかがでしょうか?

一から十まで全部を一人でやるようになって、力はついたと思いますね。
それまで他の事務所で仕事をしていた時は所長や先輩に相談しながらやっていましたが、今では全てを自分で判断して行動していますので、もちろん全ての結果の責任も自分で取って。
当事務所には事務員もいませんので、事務的なミスも言い訳できません。

経理などの諸々も含め勉強になりますし、自分の力になってるなあという気はします。
町の弁護士として少しずつ、一つ一つの事案にじっくり取り組んで、
これからはより一層地元で頼りとされる法律事務所にしたいという思いがありますね。そのためにも、いずれは事務所の規模も大きくしていきたいと思っています。

■相談に来られる方に依頼者の方にメッセージをお願いいたします。

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先ほども申し上げましたが、当事務所は大きい看板を掲げている訳でもないので、いくらか入りやすい雰囲気はあると思います。
弁護士に相談するんだ、という感じで構えることなく、最初はちょっと法律に詳しい友人に聞いてみよう、というような感じで来ていただければ良いと思います。
事案によっては、一人であれこれと考えているうちに余計に解決が難しくなってしまう、なんて事もありますので、早い段階で弁護士に話しておけば、ある程度の見通しもつくし、相談だけで終われるかもしれません。
問題がぐちゃぐちゃになってからでは、かえって高い弁護士費用がかかってしまったりだとか、そもそも解決すら出来なくなってしまった、なんて事も有り得ます。

お困りの事があれば、なるべく早めにご相談ください。
私が目指しているのは敷居の低い弁護士事務所、です。
気軽に来て頂きたいですね。

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山崎 研 (東京弁護士会所属 / 法律事務所スカイアーチ)

法律事務所スカイアーチは、最高裁判所、東京高等裁判所、東京地方裁判所にて、裁判所書記官・裁判所事務官として勤務し、多種多様な事件を経験し研鑽を積んだ弁護士が、地域密着を掲げ府中に拠点を置いている事務所です。 23区内や近県のお客様のご相談も、喜んでお受けしておりますので、是非ご利用ください

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編集部 (弁護士)編集部

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