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ワインが趣味!虎ノ門の弁護士先生にインタビュー

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2017年03月27日 公開
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本日も虎ノ門の弁護士事務所へインタビューへ

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士
今回の法律事務所はモール型法律事務所を目指す事務所へ、モール型というのは、アーケード街でそこに専門的な商店が立ち並ぶといった、一つの事務所にそれぞれの専門家を置く、といった理念を掲げる弁護士事務所へお伺い。

その事務所でも伊達男でワインが好きがこうじて資格を取得してしまった先生へインタビュー
ワインの良さと仕事の向き合い方を存分に語っていただきました。

■みなと協和法律事務所に関して

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

---みなと協和法律事務所の特徴を教えて下さい

現在構成は弁護士10名・事務所員8名の事務所です。

当事務所は個を重んじる事務所で、商店で言えばアーケード街みたいで、一つのアーケードにいろんな商店が集まっていて、それぞれ得意分野を持っています。
倒産法が得意な人もいるし、会社関係が得意な人もいて、私は不動産とかインターネット関係が得意で、その辺が特徴です。

得意分野が被ることもあったりしますが、被っている所もあると思いますけど、「この人はコレ」という得意技は持っていると思います。

---一つの事案が来たときに、皆さんで対応するということはあんまりないんですか?

たまにチームをつくってやることもありますけど、基本的に個人の事件は個人でやって、その代わりに第三者からの意見を聞くということはできるので、集まってやることのメリットは一人でやるよりも大きいとは思います。
要するに、相談相手がいるというのは、自分の考えが間違っていないか、ブレていないかを検証するのに非常にいいと思うんです。

---みなと協和法律事務所の設立はいつぐらいですか?

平成19年で、ちょうど10年目になります。

---先生はこの時期に参画されたのでしょうか?

この事務所は二つの事務所が合併したんですけど、その片方の四谷の事務所で植草・大野法律事務所にいました。
そこに私がイソ弁で入り、それで、こちらに来てパートナーになったんです。
お互い事務所とか、スペースが共有できるとか、本が共有できるとか、そういうメリットが理由です。

---合併した時に苦労とかあったりしましたか?例えば情報共有など

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

そういうのは全くなくて、すんなりとできました(笑)。
障壁などは全くありませんでした。
要は、個人個人のアーケード街みたいなものだからというところが大きいと思います。
全く干渉しませんし、別に対立する仕事もなかったので。

---逆にメリットのほうがあったということですね?

そうです。
意見交換とか、スペースの共有や書籍の共有とかです。

 

■寺尾 幸治弁護士先生に関して

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

---弁護士になった理由を教えてください

最初は住友不動産で会社勤めをしていたんです。
不動産業界は法律、契約の固まりで常に契約とか、そういうものに触れており、住宅事業部で3年務めておりました。

大きいことができるということが会社での仕事のメリットですよね。
個人では絶対にできない、例えばチームをつくったり、大きなプロジェクトを遂行したりとか、それは非常に素晴らしいと思ったんです。
でも逆に、動きが遅いというのがあるんです。
要はアイデアを思い付いても、会議に上げて根回しをして、それを実現しなければいけないとか、パッと思い付いたことはすぐには実現できないというもどかしさはあったんです。

それで個人で仕事を始めると、上司はいないわけですから上司に諮ったり、会議に諮る必要はないわけです。
なので、自分の思ったことはすぐに実現できるんだけど、その自己責任は取らなければいけないというところは気に入りました。

---その前も法務畑にいたということですか?

法務畑というよりは、マンション用地の買収なんですけど、やはり買収をするときに契約が絡むわけで、そのチェックの作業とか、そういうのは担当していました。
純粋に法務というわけではないです。

---サラリーマンの業務をしながら勉強をするのは大変でしたか?

宅建は当然に取らされますし、法律の勉強はさせられます。
しかし、司法試験の勉強を始めたのは辞めてからです。
3年は会社の仕事を、ずっと専念し、並行はしていないです。

26歳で辞めて4年ぐらいやっていました。
平成3年にサラリーマンを辞めて、平成7年に司法試験合格です。

---辞めてから勉強というのは不安とかはなかったんですか?

不安ばかりでした・・・・・(笑)。
後がないですから、受からなかったらどうしようかとか、それは常に思っていました。
塾の講師とかのアルバイトはしていましたけど、そういうものだけです。

勉強尽くしだし、将来受かるかどうかもわからないわけで、あの頃には絶対に戻りたくないです(笑)。

---裁判官であったりとか検察官というのも道としての選択は考えませんでしたか?

正直ありませんでした、やはり役人になってしまうと上司ができてしまって会社と同じですよね(笑)

---実際、弁護士になってみて何か違うなと思ったこととかってありますか?

やっぱり勉強している理論どおりにはならないということです。
実際の社会で動いている常識というものはやっぱり強いものなんです。

人の感情というか「理屈はそうだけど実際は違うんだよ」ということは世の中には多々ありますよね。
それは非常によく感じます。

---例えばどういったものがありますか?

理論上は、権利として保護されるのですが、裁判をするとなると、裁判のほうがコストが高くなるとか、理論上は裁判をすれば勝てるんですけど、勝っても裁判費用のほうが高くなってしまうので裁判をしないとか、そういうのはこの世界に入ってからわかったことです。

法律で決まっていることを実現するのに、何でも裁判をすると、コストが掛かり過ぎるということです。
それを考えるとお話し合いによる解決の方がいいんじゃないかっていうのが多々あります。

---自身の中で大切にしていることや特に気を付けていることや、先生の仕事の推し進め方というのはどんな感じなんですか?

ちゃんとコストが掛かることは説明します。
裁判に勝っても税金はドカッと掛かったりする場合もあるので、お客さんにはその辺のコストを理解して裁判をされることを説得しています。

「裁判で完全に勝ってしまうことがいいことなのか」というのもあるんです。
トータルで考えると、例えば、相続の問題でも親戚付き合いとかを考えると「この辺の7分勝ちぐらいで抑えていたほうがいいんじゃないか」とか、そういうこともお話しはしたりします。
完全に勝ってしまって、この先ずっとギクシャクしたまま親戚同士がいがみ合うのはどうかっていうのはあると思います。
そこのメリット・デメリットを考えて、お金にならないメリット・デメリットについては考えなければいけないと思います。

また、7分勝ちぐらいに抑えたほうが後々いいんじゃないか?、などそういう選択の提示はします。

---多くの経験において、それぐらいのほうが、後々いがみ合わないみたいなイメージですか?

特に相続だと親族同士の争いですから、それを考えると7分勝ちとか、8分勝ちで収めて、相手に2割ぐらいの花を持たせてやったほうが後々うまくいくんじゃないかとか、そういうお話もします。
「ここは引くので、ここは飲んでください」とか、そういう交渉はできると思います。
裁判で勝っても、後でナイフで刺されたらおしまいですよね(笑)。

---弁護士歴20年、お客さまにその提案をしたときに、相手に花を持たせるという選択肢も、やっぱり感情論の話もあったりするじゃないですか?

全体数からすると多く、特に相続なんかは多いと思います。
あんなに仲のよかった兄弟が親の遺産を争って、相手の人格を攻撃したりしますけど、冷静によく考えてみると後々親戚付き合いは続くので
私は、10年、20年先の事を考えて解決の手段を考えたほうがいいんじゃないかという提案もします。

 

---話は変わりますが、ご趣味の話で、話の中でワインが趣味ということで、理由を教えてもらえませんか?

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

まず、お酒が好きで、古い酒を飲む、例えばビールとか、日本酒なら古い酒なんか飲まないですよね?
でもワインは特に古いものが値打ちがあるとされていて、そこに興味を持ったんです。

歴史などが入っているお酒はいいですね、ウィスキーも好きだったりします。

---資格はどんなもので、問題はどんなものが出たりするんですか?

日本ソムリエ協会の資格で、ワインの産地とか、このワインの原料のブドウは何かとか、フランスの有名な畑の名前とか、このワインにはどういう料理が合うかなどの問題がマークシートで出ます。

ワインがメインなんですけど、酒全般に関しての試験なんです。
ウィスキーとか、バーボンとスコッチの原料はどう違うのかとか。
テイスティングもワイン3種類と、もう1種類その他の酒というのが出て、それを飲んで当てるという試験ですけど。

マークシートは70問ぐらいあったような気がします。
結構、合格ラインは高いと思います。
マークシートでは、飲んで、これを何と表現するのか、何年ぐらいの酒なのか、どこの国なのか、ブドウの種類は何かとか、そういうマークシートなんです。

ちなみに、ソムリエは飲食店の経験が5年ないとできないんです。

---お酒は毎日ですか?

毎日ではないですけど(笑)、結構飲みます。
最初は白が好きでしたけど、今は両方好きです。

お酒を通じて良かったことは、やっぱりワインに興味が出て良かったと思っております、決して高いワインがいいワインではないということです。
要は、高いワインがおいしいのは当たり前なわけで、そうでなければ詐欺ですよね(笑)。
5万も6万も出して。
だけど、一番この資格を取って面白かったのは、「安くていい酒を見つける」ということができるようになったということです。
おいしいものと値段は必ずしも一致しないということです。

---先生の中で、印象に強いワインとは?

結構有名なやつでも駄目だったという記憶はよくあります(笑)。
期待感が大きかったのかもしれませんけど。

高いワインでガックリくるみたいな確率は多くなってしまいましたね・・・・
例えば、ワインって5000円ぐらい出せばすごくいいものが飲めるんです。
じゃあ、1万円のワインがその5000円のワインの2倍うまいのかというと、そうじゃないと思いますし、おそらく1.2倍ぐらいしかうまくないんじゃないかとか(笑)、そんな感じです。
さらに3万円のワインは5000円のワインより6倍うまいのかというと、そうじゃないと思います。
なので、ある程度の値段で、しかも毎日飲めて安くてうまいものを見つけるという能力が付いたのはよかったです。

---白から今は白赤の両方好きということでなんですけど、その中で、産地とか、日本のワインがとか、何かあったりしますか?

産地で言うならフランスのブルゴーニュという所が好きです。
日本はおいしいことはおいしいんですけど、コストが高いのか、やっぱり値段として高いんです。

試飲会は行かないですけど、結構、日本のワインも飲みますよ。

---いつもは大体どこに飲みに行くんですか?

やっぱりこの近くの新橋、銀座、赤坂とか、それと地元が三鷹なので三鷹でも飲んだりします。
ワインバーが多く、意外に一人が多いです。

---おいしいワインを見つけた時の感動は一人で噛みしめる?

そうです。
それと、バーテンダーさんとかソムリエさんと「これいいね」というような話はします。

 

 

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

---あと、写真も趣味ということですが、魅力を教えてください。

写真は、実はメカとしてのカメラが好きなんです。
今やっているのは、デジカメに昔の50年前のレンズとか、そういうものを付けて写しています。

昔のレンズなので歪みとかそういうものがあって、それが逆に面白いんです。
今の新しい、カメラの本体に昔のレンズを組んでみたりすることができます。
歪むといっても周辺が歪むんです。
レンズの端のほうがレンズの弱点で、今のレンズは非常によくできているので端のほうでも歪まないんですけど、昔のレンズは端のほうにいくと真っ直ぐの線が少し歪んだりとかするんです。
そこが逆に面白く、色の表現が面白いんです。

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

※先生が撮影した写真の一部

---それに目覚めたきっかけというは、結構若い時からずっとやっていたんですか?

いや、ここ10年ぐらいです。
それは、実家で古いカメラがあるのを見つけて、それからです。
被写体は街並みと、人ですかね?
出張ついでに観光地をブラブラ歩き、写真を撮ったりします。

しかし、東京の街のようなごちゃごちゃしている所を撮っているほうが面白いです(笑)。

 

■お仕事に関して

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

---依頼者が来たときの流れや、先生の仕事の進め方をお伺いさせてください

法律事務所に来られる方って、もう大変だと思ってパニックになっていらっしゃるんです。
だから、まず一つ一つ「これはこう、これは問題こう、これは問題こう」という感じで悩みの整理をしてあげるんです。
「こういう問題と、こういう問題と、こういう問題があります」と分解してあげて、同時に一緒に処理しようと思うと大変なので、一つ一つ片付けていきましょうという感じで、まず悩みを分解してあげるんです。
まず、私で処理できる問題と、ご自身でもやらないといけない問題というのも分けます。

---1回で話が終わるということではない?

それは少ないです。
何回か話さないと、その時に聞けなかった問題を後で聞かされたりとか、そういうのもありますし、こちらも1回でその背後のストーリーが全部わかるとは限らないので、何回かお話しをしてという感じです。

---先ほど先生に合わないよって言われたんですけど、建築問題と相続の問題っていうのは関わることってあまりないんですか?

ないです。
要は、建築問題では建築ミスというのが一番大きい問題なので、建築会社と消費者の戦いがメインになるわけです。
そうなると、相続ってあんまり絡んでこないんです。

---先生の手掛けていたところというのは、どちらかというと売買とか、そういった用地の仕入れとかっていうところが多いので、あまり相続というところはつながらなかったっていう感じですか?

昔の不動産時代の時は相続によくつながりましたよ。
相続税が掛かるので土地を処分するなどです。
土地を相続するのに、お金に換えてみんなで分けるとか、そういうのがあったので、その時は相続は結構ありましたね。

---建築とはズレますが相続の問題で、不動産が関わることっていうのは昔と今だと少し変わってきたりしていますか?

いや、変わりはしないです。
やっぱり相続人が多いと不動産を細切れにできないのでお金にするという、そういった流れは変わってはいないと思います。

---先生のこれからのビジョンなど教えてください、また引退などはいつなど考えてたりしますか?

将来的には仕事を少なくして、何か法律関係の本を書きたいなと思っています。
引退に関しては、この仕事は意外に体力を使うので、体力的にちょっと駄目になってしまうと引退を考えるでしょうね。
その時になったら本を書きたいと思っています。
おそらく60後半になったら、そうじゃないですかね。

■最後に

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

---弁護士歴20年に突入して振り返ってみていかがでしょう?

ご自身の自由な時間とかも、目標としてできて。

何か20年経ってズルいというか裁判のテクニックというのは、ようやく身に付いてきたなという気がします。
最初の時は本に書いてあるような理論的なことばっかり言っていましたけど、本に書いていないズルい手を使うとか、そういう悪知恵は付いてきました(笑)。
10年ぐらい経って、やっと進め方とかわかってきた感じです。(笑)
前は流されるまま裁判官とやっていたけれども、交渉とか進め方とかの主導権というのを少し握れるようになってきたなど・・・

---依頼者の方にメッセージをお願いします。

みなと協和法律事務所 寺尾幸治弁護士

メッセージとしたら「恥ずかしがらずに全部話してください」ということです。
「いろいろ、実は」っていう話は後で出てくることが多いので、恥ずかしがらず全部教えて下さい。

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寺尾 幸治 (東京弁護士会所属 / みなと協和法律事務所)

依頼者の経済的、心理的な負担をできるだけ少なくすること目標に、時間や手間がかかっても、労を惜しまず問題を必ず解決するという思いで弁護士活動にあたっております。 時間や手間を惜しまず、問題を解決いたします。 私は民間企業(大手不動産会社)に勤務しておりましたので、不動産についての知識はもちろん、サラリーマンとしての経験から、訴訟と世間では「常識」においてギャップがあることを認識していることが強みではないかと考えます。

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